田舎で生活している者の1ケース

田舎に住んでいる者の一つのケースとして。なお、データに基づいているわけでなく、話が非常に狭い視野にもとづいていることは否定しません。

田舎のレベル

  • 東北
  • 最寄り駅まで自動車で10分
  • 新幹線は通っている、ただし地元民にとっては観賞用に近い
  • 最寄のバス停までは徒歩5分だが、バスが通る道路に立って手を上げれば停まってくれる
  • 最寄のコンビニまで自動車で7分、自動車で10分以内の場所に2件存在
  • 歩いていける距離にスーパーはない。それどころか個人商店すらない。(魚屋の販売車が巡回する)
  • たいてい持ち家だが、賃貸は2LDK(共益費、駐車場込)でおよそ\60,000前後
  • 農家(稲作)と兼業が非常に多い
  • PCの普及率はわからない。
  • 回線はADSLADSLすら通っていない集落の隣の地域で光回線が使えたり。

田舎のオタク活動

書いている人の状況

ちなみに私は漫画オタクです。アニメはまったく見ません。(どんな形式であれwebの動画も見ません)ゲームは家庭用のみ。PSからPS2を経て、最近はDSしか。

漫画について

生活圏内の書店(車で15分)は、コミックスは一日遅れて入荷されます。ほんの少しでもマイナーであれば、入荷するかどうかさえ微妙ですから、確実に読みたいものなら必然的に注文になります。

データがなく、自分の経験則だけで語ってしまうことになりますが、コンビニで売っている(超?)大手出版社の雑誌のコミックスならばほぼ入手可能です。講談社集英社小学館の週刊少年誌など。青年誌や秋田書店白泉社は微妙なラインになります。バキや浦安鉄筋家族、ふたりエッチやベルセルクくらいメジャーならば安心です。あとアニメ化・ドラマ化されているもの。でも、もやしもん置いてなかったり。

また、4コマ系などの変形版は非常に危ういラインになります。OL進化論すら置いてないんですから。

かえって、ブックオフなどの古本屋に行った方が選択肢も広がると思います。

アニメ

アニメは先に述べたようにまったく見ないので、webで読んだ考察や資料がソースになってしまいますが、私の生活している地域は全国的に見ても尻か尻から2番目あたりに放送数が少なかったと思います。いわゆる深夜アニメは無し。音楽番組は毎日のように放送してるのにね。

ビデオレンタル店も生活圏内には1件。品揃えはわからない。店舗の規模からいって、(子供向け以外のアニメが)それほど充実してるとは思えない。ゲオは車で30分。ツタヤは車で1時間半。

ゲーム

ゲームは最近の事情がわからないのでこれまた自分の経験のみになってしまいますが、確実に欲しいなら予約・オンラインで注文。超話題作やゲーム雑誌のカラーページで特集が数P組まれるような話題作でないなら、コンシューマのタイトルは見つからないと思ったほうが良いです。アーケードは車で1時間とばさないと、ネットで話題の作品なんかはできません。

同人

主な同人誌販売会は県庁所在地で。ショップで買うなら、県内唯一のアニメショップか古本屋で。でもたぶん主な入手は通販だと思う。

まとめにならないまとめ

新作の漫画・新作のゲームは、(県庁所在地でないなら)たいていどこ行っても品揃えは同じ。店舗ごとの特色とかは無いと思ってよい。確実に欲しいものは注文する。その場でたくさんの中から選びたいなら、ブックオフなどの古本屋に行った方が確実。

アニメはDVDやオンラインでガマンする。回線が細い人はアニメは諦める。というかそもそもwebすら浸透してないと思うので、アニメヲタが育つには貧弱な環境であるといえるかもしれない。

田舎の出産育児

産婦人科まで車で30分なら近いといえる。地図上でみる限り、私ですら「どこの病院にかかることになるんだろう?」という地域がある。

同居はまだ当たり前で、子の祖父母が健在なら、子を預けて夫婦共働きという形態が多く、乳児を保育所に預けるということは私の周りではあまりないようだ。また育児休暇を存分に(法律で決められている産後8週以上)取る人も珍しい。